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【プロが語る不動産管理】「火事だ、どうしよう!」その2

消防設備の大切さを再認識

社会には様々な法律の規制があり、私たちの安全な生活と、共生のバランスが保たれるように定められています。
皆さんがお住まいのご自宅は、賃貸でも分譲でも、建築基準法や消防法など様々な規制があり、
審査を受け、建築確認が下り初めて建てることが出来ます。

ご自宅がマンションの場合、建築場所や建物規模により、耐火建築物・準耐火建築物となっています。
キッチンには必ず火災感知器(煙式)が設置されており、お部屋の大きさにもよりますが
リビングや寝室には火災感知器(熱感知式)も設置されています。
建物自体が、耐火・準耐火と、火災を前提に指定されているのは、まさに、建築するときから火災予防に備えているのです。
また、窓も耐熱ガラスなど、居住される方を守るための要件を備えていないと建築確認を得られないのです。

室内の火災感知器は、煙や熱で火災を感知すれば、警報で他の居住者の方にも危険を周知し、被害の拡大を予防します。
また、これらの設備の機能性を維持するため、建物所有者に、有資格者による定期的な点検を実施することが
義務づけられているのです。
お住まいのマンションや建物は、火災が発生した場合の被害拡大を予防するために、このように規定されているのです。

 

前回、火災が発生するには可燃物、火種、空気が必要と書きました。
可燃物は、身近にある物のうち燃えないものの方が少ないくらいだと思います。肝心なのは火種です
最近では、携帯電話の充電器や電気コンセント、電気コード、携帯用扇風機などなど、生活の利便性が向上していけばいくほど
火種も多様になっています。
まずは、ご自身の周りで火種となるものがないか、定期的に確認や点検をしているか火災予防の意識をもって再度見直してください。

コンセント差し込み口に「焦げた跡があった」のであれば要注意です。
筆者も築年数の古いビルで原状回復に際し、壁面コンセントを交換した時、中から大量の埃などが堆積し綿のようになったものが
詰まり、コンセント差し込み口の周りが煤けていました。
消防署の現場確認を実施し非火災断定となりましたが、いわゆる電気火災の一歩前でしたので、全館での調査と交換を実施しました。
このように、何気ない日常の中で、確実に「火災の危険」が近づいていたのを実感しました。
火災は、ちょっとした意識の持ち方で未然に防ぐことができます。
大事になる前に、是非一度、身の回りに火種となる危険性について認識を深めてください。

また、火災は酸素がないと延焼できません。
特殊な設備になりますが、立体駐車場などは、車両火災が発生したときの消火設備として、ハロンガス消火設備を備えています。
火災が発生したら、空間を窒息させ延焼を防止する設備です。
もちろん、人間も取り残されたら窒息死する危険があり、現に過去には不幸な結果となった事故もあります。
屋内式やタワー式の駐車場をご利用される方は、ガス消火設備の有無確認や、火災発生時には、いち早く避難することを
ご認識いただければと思います。

不幸にして室内で火災が発生した場合、火災が天井まで延焼拡大すると消火器での消火は困難です。
「なんとかしなきゃ」で逃げ遅れては本人だけでなく、他の方の生命も危険にさらすことになります。
まずは身近な場所で訓練があったら参加してください。
そして火災に関する知識と予防する意識をもって日常に潜む危険を認識してください
そして、火災現場に直面したら、まず落ち着いて大きな声をだして火災を知らせてください。

まだ消せると思ったら消火器や消防設備を使用して消火してください。そのときに訓練に参加した経験が活かされます。

訓練は実戦を想い参加し、実戦のときは訓練のときのように落ち着いて

空気が乾燥し火災が発生し易い季節ですので、火災予防の意識をもっていただくようお願いいたします。

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