大崎三丁目（大崎駅西口）の再開発～より住みやすい街を目指して～ | 五反田・大崎の不動産売買・賃貸・管理は株式会社ランドワーク不動産

歴史の香りが漂う環境に住まう喜び

この地の歴史に深くかかわる社寺

どんなに街が新しく、快適になったとしても、無機質で寒々しい街であったとしたら、そこは優良な住環境とは言えません。
大崎三丁目には、そこに暮らす人々の心の拠り所となるような、後世に残すべき歴史があります。
それは、古くから大崎の鎮守とされてきた居木神社（いるぎじんじゃ）と天台宗の観音寺です。両社寺は、古くからこの地に住む人々に崇敬され、その心を癒してきました。

なかでも大崎鎮守と称され、日本武尊（やまとたけるのみこと）を主祭神とする居木神社は、江戸時代の初期、目黒川氾濫の難を避けるために現在の社地に動座したとされる古い歴史を持つ神社になります。
以来、氏子たちの熱い崇敬のもと、大崎とともに歩んできた神様です。そして、大きな規模ではありませんが、参道から境内を覆う木々は、まさに都会のオアシスとも呼ぶべき貴重なものです。

今回の再開発では、道を挟んで向かい合う居木神社と観音寺への参道を拡張し、緑化を促進しつつ、再開発地域に暮らす人、そしてここに訪れる人々が折に触れて参拝できるよう整備を行います。

歴史的資産と融合しながら発展する街

快適性・利便性に優れるだけでなく、その地に根付いた歴史や文化の背景があってこそ、その街の価値は高まります。
大崎三丁目には、居木神社・観音寺・居木橋貝塚などの歴史的価値が高い旧跡があり、再開発地区はそうした歴史的資産と融合しながら街を形造り、発展していくのです。

利便性の向上が様々な快適さに繋がる

歩行者デッキ整備の必要性

現在、着々と再開発が進む大崎三丁目。その第一の目的は、この区域の住民が安全に暮らせる防災性に優れた街づくりにあります。
それに伴い、再開発区域の東南に建つ複合施設・シンクパークタワーに至るルートを延伸し、大崎駅方面へとつなぐ歩行者デッキを整備する新しい大崎駅へのアクセスの整備が計画されていることは前述しました。
しかし、現状でも、再開発区域から大崎駅西口へは徒歩で約5分の距離しかありません。では、どうして歩行者デッキの整備が必要なのでしょうか。

暮らす人・訪れる人のための歩行者デッキ

歩行者デッキの整備は、再開発区域の地形が、北東角から北西角まで約6mの高低差があることと、大崎駅が橋上駅舎であるということに起因しています。
再開発のシンボルタワーというべき地上37階の高層ビルが完成した暁には、そこに多くの住民が暮らすことになります。
住民たちは、通勤・通学に、タワーと大崎駅を頻繁に行き来することになるでしょう。

また、タワーには、店舗・オフィス・保育所の同居が予定されており、そこで働く人が大勢いることになります。
住民をはじめそうした人々が、荒天時でも駅とタワーを快適に利用できることを目的に新設されるのが、この歩行者デッキなのです。
さらに、将来的な計画になりますが、再開発区域から東へ直進し、直接大崎駅西口にアプローチできる接続路も検討されています。

新しいアプローチが生み出す価値

再開発区域と大崎駅を結ぶ歩行者デッキワークの形成は、単に駅への利便性の向上に留まりません。実はこのデッキ整備は、その先にある快適性も見越したものなのです。大崎駅へのアプローチが向上すれば、人々の行動範囲が広がるのは言うまでもありません。大崎駅北改札を出ると、そこには大崎三丁目とは異なった趣の街が広がります。
まず目に飛び込んでくるのが、大規模複合施設の大崎ニューシティ、ゲートシティ大崎でしょう。ここには、住居・オフィスはもとより、スーパー・コンビニ・飲食店が多く存在し、さらにその東に歩みを進めると、高級住宅地・御殿山に至ります。
また、大崎駅の東側には桜の名所として知られる目黒川が流れます。桜は川の両側にあり、川沿いには歩行者・自転車専用の道路が続き、日々の散歩やジョギングコースとしても最適です。
大崎駅へのアクセスが向上すれば、人々のアクティブさにも拍車がかかることでしょう。

新幹線・羽田空港への利便性が向上

大崎駅は、山手線・埼京線・湘南新宿ライン／相鉄線直通列車・りんかい線が乗り入れる鉄道における一大ジャンクションです。
もともとターミナルとしての価値が高かった大崎駅。大崎三丁目の再開発は、渋谷駅・新宿駅方面へも、品川駅・東京駅方面へも便利な大崎駅のポテンシャルを、さらに向上させる可能性を秘めています。
特に品川駅へのアクセスの良さは、東京駅に次ぐサブターミナルとなった品川駅での東海道新幹線への乗り継ぎはもとより、京急に乗り換えての羽田空港へのアプローチとしても注目されるでしょう。